囲碁と音楽

 

昔からゲーム好きで、囲碁に限らず色々なゲームで遊んできました。

 

将棋やチェスもそうですし、テレビゲームも大好きです。

 

少年時代はドラゴンクエスト・ファイナルファンタジーの全盛期だったので、

これらのシリーズから受けた影響ははかりしれないものがあります。

 

DQ・FFといえば音楽の美しさで有名ですから、

それらに魅了されることグルグルマワシのごとしで、

次第に自分でもゲームや音楽を作りたいと思うようになりました。

 

創造力を育むのに最適なツールである「囲碁」にも目覚めていたので、

コードなどの専門知識がなくても

感性に任せて音符を並べるという力技を使うことが出来た‥‥かどうかはわかりませんが、

とりあえずなんらかの形にはなるようになり、

自作のゲームへ曲をつけたりするようになりました。

 

両方を深くたしなんでいらっしゃる方(『スペースマンでGO!』の作曲家の方など?)は

同様のことをお感じかと思いますが、碁と曲作りってとても似ています。

 

創造性や審美眼、華麗さ、筋の良さといった部分がとても大事なのです。

 

場合の手段として筋悪が好手となったり、

シンプルな着手・展開では妙味がないときに

あちらこちらへ散らしてごちゃごちゃ(一見)させながら次第にまとめ上げていったり

といった手法なども共通しているような気がします。

 

今回このような話をさせていただいているのは、

3周年記念動画を見てくださったお客様から、

他の曲も載せてみたらどうかと言っていただいたこともあって

更新ついでに1曲ぐらい載せてみるかなあ、と思ったためです。

 

そんなわけで、これといった使い道もなさそうな曲をひとつ選んでみたので

もし興味があれば聴いてください。

教え子達の自由な発想にヒントを得て製作した遊び心満載の作品で、

(雰囲気で適当につけた)曲名は「月夜純潔想」です。 →楽曲リンク

 

聴いてみるとなんとなく囲碁っぽい感じが‥‥

ってものでもないかもしれませんが。

 

出しゃばりはこの辺にしておきまして‥‥。

 

聴いていて本因坊道策のサバキを見るような

とてつもない筋のよさを感じさせる曲があります。

 

ドラゴンクエスト5の「死の塔」

ファイナルファンタジー6の「決戦」

スーパーマリオブラザーズの「地上BGM」

 

などがそうなのですが、

「わかるわかる」って方いてくださるでしょうか。

 

「音楽家になりたいから囲碁を学ぶ」なんていう時代が

その内来るかもしれませんよっ。

 

『Cafe 絃』では、その名の通り音楽を楽しむこともできるお店となるべく

ピアノの先生を呼んで音楽会を催したりすることもあったりします。

 

そちらの方面の方も大歓迎でございますので、

興味があればぜひお立ち寄りくださいね。

 

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